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鉄花器の魅力

 大学で鉄を素材にして、日用品を作る課題の時に先生から「鉄は水に濡れると錆びて朽ちるから水に濡れるものは作らないように!」と言われました。素直に僕たちは誰一人として作ろうとしませんでした。 時がたち、僕が草月に入社すると、鉄花器なるものが存在することがわかりました。「鉄を使って常時水が入っている花器を作るなんて!」「そしてそれを販売するなんて!!」。その時とても驚いたのを覚えています。しかし考えてみると、鉄で花器を作るメリットがあることがわかりました。まず割れない、重いので重りになって大きな作品をいけられる。このメリットは、錆びて朽ちるというデメリットをカバーしてくれるようです。
 また鉄と花の相性の良さも捨てられません。 花は土に還ります。また鉄も金属の中では土に還りやすい素材です。そんな共通点が花と鉄の相性の良さにつながっているのかもしれません。

作家の作品例

横澤 昇(YOKOZAWA NOBORU)

1976年東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科卒業。
2006年より草月アトリエの鉄花器製作を担当。これまでの鉄花器のデザインを大切にしつつ、独自のユニークな感性で草月の鉄花器に新たな風を吹き込む。 「えふ」「樹皮」「連枝」などの新定番商品に加え、講習会などで発表される限定オリジナル鉄花器も毎回好評。
草月の鉄花器だけでなく、鉄の造形作家としても 2001年から活躍。個展、グループ展で作品を発表し続けている。アートコンペでも入賞多数。